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フェルマー

富士川のプロジェクトがようやく登れました。
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傾斜は85度くらいですが、内容的には完全にフェースです。極悪のカチと、滑りそうなマイクロスタンスが絶妙な位置にあって、超バランシー。最初は、悪いのはスタートの2手ぐらいかと思ってましたが、リップまで悪いムーヴの連続で気が抜けず、かなり苦しいです。手数はあるし、リップへのデッドはなかなかスリリングです。
自分で言うのもなんですが、ハッキリ言って傑作です。スッキリとしたラインといい、複雑なムーヴといい、高さといい、下地といい、すべてが素晴らしいです。グレードはおそらく四段くらいでしょう。大満足な1本です。

最初に行った時に目をつけて、登れそうだなと思ったのですが、その後、地元の方に話を聞いたら、他の課題が初登された頃にはトライされていて、もう少しのところまで迫っていたそうです。こんな厳しい課題が、20年も前にもう少しまで迫っていたとは驚きです。初登されていたら、間違いなく時代を超えた日本最難課題になっていたでしょう。世代を超えて、20年越しの課題を解決できて幸運でした。

長くこの地に残されていた最後の難課題ということで、やや大げさな気もしますが、数学の証明問題になぞらえて、この課題を「フェルマー」と名付けました。

コメント

フェルマー拝見しました。登れないながらもショルダーやブリッジで何となく見えるラインもフェルマーでは見えませんでした...。次に富士川に来れるのは数ヶ月先になるので、下地の変化がとても気になります。富士川の課題はどれも離陸が最初の核心ですから。

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