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転化

ついに登れました。
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「頭痛」の直上ラインです。前回のブログでお伝えした通り、ジワジワと左に移動して、中間部から少し上で左のカンテに至ります。カンテに至るまでの4歩くらいが勝負です。しかし、カンテを持ってからも全く油断できません。体はスラブ面のまま、岩の結晶に指を擦りつけてハイステップです。落ちたらただ事ではない高さです。

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でも、不思議と落ち着いてました。「今日は、いよいよこの岩の最後の日だ」そんな気分でした。グレードは恐らく五段くらい。でも、もしかしたら、もっと易しいかもしれません。お伝えした通り、弱点をついていくと、左に移動してカンテに至るからです。カンテを使わずにいくこともできるのかもしれませんが、不自然だし、グレードよりもラインにこだわりたいので、これでいいと思ってます。

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実質的なトライ日数は少なかったのですが、ここに至るまでは、本当に長かった。「静かの海」に始まり、「頭痛(草野さん初登)」「伴奏者」「豊かの海」「不眠症」を経て、ようやくここまでたどり着きました。「静かの海」のトライを始めたのが、確か94年でしたから、13年がかりで攻め落としました。ついに不可能スラブとの決着がつきました。

難攻不落だった不可能スラブは陥落しました。これからは「可能スラブ」です。もう頭痛も不眠症もありません。この課題を覚醒としました。

コメント

おめでとうございます。
感動的な登りに立ち会えたことに感謝です。高グレードのグレーディングは分かりませんが、伴奏者と同じでいいのでしょうか?明らかに覚醒の方が難しいと思いますが・・・

ついに、開きましたね。歴史の扉を!このニュースを噂に耳にしたのですが、打ち震えました。

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