2017年2月
突コン 成績発表
リードエリアのリセットにあわせて突然開催されていたコンペ 突コンの成績を発表します。
ルールは少々複雑ですがまぁ簡単に説明しますと、ルートの難易度ごとに設定されたポイントをレッドポイントすると得点できて、さらにオンサイト(フラッシュあり)だとボーナス点が入るって感じですかね。
まぁ、手計算ではポイント計算がややこしいこともあって、選手の皆さんの多くは常に一撃を狙って一生懸命登るという単純な戦略だったと思います。
経過としては、常連の中の常連 サチオさんが序盤から慎重なクライミングでオンサイト重ねてリードを保ち、それを若き壮年クライマー 矢澤さんが追う展開。
これはもしかして、サチオさんがピラキングシリーズ戦で涙の初優勝か??という期待感がほんのり漂ってきたところで、大本命の松村さんが5.12のオンサイトをビシバシ決めて、見事な射しきり優勝となりました。
さすがは初代ピラキング。
しかし、その彼をもってしても登れないルートがありました。トキオ氏設定の5.12dがそれです。
果たしてこれを登りきる人は出るのか?いやまぁ出るとは思いますが、それは一体誰なのか?
傾斜130度のカンテに黒光りするこのルート、今日もあなたの挑戦をまっています。
ということで、選手の皆さんご参加ありがとうございました!
2017ピラキング第2戦もお楽しみに!
Newリードルートについて
リードウォールのリセットから2週間が経ちました。
突然始まったリードコンペ 突コン も連日白熱しましたが、勝負要素抜きの評価が気になっていました。
しかし漏れ聞こえてくる範囲では「超見やすくなった」「めちゃ楽しい」と評判も上々の様子で、ホっと胸をなでおろしているところです。
また(5.7~5.9くらいの)初級ルートについては、クリップの体勢やトップロープにしたときの登りやすさなどを考慮してセットした甲斐あって、こちらもご好評いただいております。
グループでご来店いただくお客様のなかでも、グループの新人さんに指導したりするベーシックなルートがレベルごとに何本か必要になってきます。
リードクライミングの練習は、比較的安全で取り組みやすいルートから始めて、基本がマスターできたら徐々に難しいルートにチャレンジしたほうが良いでしょう。
ピラニアにはそうした練習にもってこいの良質のルートをご用意しておりますので、ぜひ活用いただきたいと思います。
ここ2週間、沢山のお客様に登っていただいたことで、セッターである我々が予想だにしなかった発見もありました。いわゆる抜け道ムーブがベストムーブだったり、ショートカットができてしまうルートもいくつか判明したりで、セッターとして大変良い勉強をさせていただいてます。こちらは、適時修正していきますね。
あと少しルートを増やす余地がありそうなので、引き続きセットの方も頑張ります。
もっともっとリードクライミングを楽しみましょう!!
石和店リードウォール リセット完了
おまたせしました!
1週間のルートセットを経て、今日より石和店のリードエリアが解禁です。
グレードは 5.7から5.12dまで 35本 のルートをご用意しました。
カラーラインセット
何と言っても今回の目玉はカラーラインセットです。ルートごとにホールドの色合わせをしたので、これだけのルートがあってもホールドの迷子にならずにオブザベしたり登ることができます。
実際に試登してみると、その快適さと爽快さは確かにこれまでになかったもので、カラーラインセットのメリットを感じます。
容易にルートの数を増やせないというデメリットはあるものの、1ルートで使うホールドが数十に及ぶリードクライミングでは、ホールドを色で識別品から直感的に登れるだけでムーブに集中できます。
対して、いわゆるまぶし壁(ホールドがところせましと配置された壁)のメリットは、数百という課題の数と豊富なバリエーション、かつ誰でも無限のパターンのムーブを瞬時に設定して遊べるところにあるので、こちらはピラニアくらいのジムでのボルダリング向きとも言えますね。
突然ですが...
で、突然ですが明日からこのルートで 2017ピラキング第1戦 をやります!
名付けて"突コン"。 突然やるから突コンです(笑)
期間は 2月7日(火) 〜 14日(火)
ルールは、ルートごとに設定されたポイントの合計得点の多い人が勝ちですが、当然グレードの高いルートの方がポイントが高く、またオンサイト(フラッシュ含む)にはボーナス点が加算されるルールになっています。
ルートごとのポイントやルール詳細は今日から石和店に張り出しますので、ご興味があるかたはそちらを確認くださいね。
もちろんコンペに参戦しなくても登っていただけますのでご安心を。
ちなみに今週はリードのお客様がいつもより多いと思いますので、降りやすいようにストーブの位置を変更しています。またクライマーの真下や周辺での休憩は何かと危険ですので十分ご注意ください。
それからビレイに関してもスタッフだけでは手が回らないのは確実ですので、できるだけお客様どうしでビレイし合って登っていただけるようご協力をお願いします。
というわけで、コンペに参戦する人もしない人も、ピッカピカの新ルート達を存分にお楽しみください!