2018年11月
店長と外岩@瑞牆11月
初めての岩、8級程度のスラブ、まずは立ちこんでみる。
ジムより小さく薄いフットホールドは信用ならない。
意を決して離陸、「あっ、立てた‥」
エッジの効かないポケットは身体を引き上げるには心もとない。
ここはやはり極薄のエッジや岩面の波打ちの駆け上がりに乗り込む。
高めに上げた足に徐々に全体重を乗せてくる。
乗り切れずにフォールすること数回、ついに乗り込みリップに手が掛かった !
経験を重ねて成長していくのを見てるのは実に気持ち良い。
より積極的にトライして危なげだったムーブの安定感も増した。
出来ることを初めてのクライマーに伝えたりすることで自身を再確認ながら、こうして文化ってつながったり広がったりするんだなぁ。
出来ないことを出来るようにするにはなにかしらの変化が伴う。
「あり得ない」を「ありかも」と考えられたなら一歩進めるってことに気づく岩登り。
大人になるほど頭固くなるもんだけど、気持ちが変われば身体も動く。
「 登りたい ! 」その純粋な気持ちのままに登ると良いね。
頭の中ではそんなことを静かに思いながら、岩に導かれるがままに一日中「みんなの岩」周辺で賑やかだった。
「やったー !」「くっそー !」「あー ! なんでー ?!」
ちょっとしたコツを耳打ちするので岩と仲良くなって「グッジョーブ !!」でいこう !
ボルダリングを始めて数ヶ月、そろそろ岩に行ってみたいなぁ、そう思ったなら迷わず「店外」へお申込を !!
次回の「店外」は 12 / 9 (日)に御岳を予定しています。
参加希望の方はお早めの申込をお願い致します !
変化と刺激のあるジムを目指して
11月も半ばにさしかかって、夜はちょっと寒くなってきましたが、ピラニアの夜は皆さんの熱量でホットです!
昨夜は南アルプス店のマンスリーウォール周辺がいい感じでした。(11月の新作は内容もグレード感も良くなってます。)
ひとたびセッションが始まれば、性別・年齢・ホームジムの差を超えて一気に楽しくなりますね!
他方、ここのレギュラウォールと他店でも少しずつホールドを増やしてますが、変わらず打ち込める課題と、いつもとは違う課題の両方が適度にあることは、クライミングジムの生命線です。
自然の中のクライミングでは新しい岩場やスタイルの違うクライミングを通じてクライマーが成長するからですが、これをジムでやって行くのはそれなりの意識と工夫が必要です。
ゆえにピラニアでは3店がちょっとずつ違うことを提案して、お客様はそれを自分に合う分量でチョイスしてもらえば、変化と刺激をいつでも手に入れられる。そんなシステムとサービスの提供を目指しています。
環境の変化と新しい刺激を楽しみながら上達する。さらにお友達も増えるってのは最高ですからね。
というわけで、皆さん今夜もホットに登りましょう!
ご来店お待ちしております。