ピラブログ
石和店 ギガント ピッカピカ!
今日から石和店のギガント(145°)とカタパルト(135°)のリニューアルです。
ホールドクリーニングと塗装にはもってこいのお天気で、作業もはかどりました。ピッカピカっす!!
え? ギガントなのって? そんなの聞いてないって?
すみません。日曜まで左のヌリカベ(110°)付近をリニューアルするものとばかり思い込んでいましたが、順番的にギガントでしたね (テへ)
だって、ヌリカベ付近の壁の色が尋常じゃないくらい黒いんですもの... (それだけ登り込まれている人気エリアだからですが。)
まぁ今回はぜひ145°の世界でお楽しみください。
僕のセットテーマは「ザ・ロッククライミング」。
先週、ボルダリング検定のセットの現場を見て、ちょっと思うところあってこのテーマが浮かびました。
岩場であるようなベーシックな動きをベースに、それでいて面白いムーブのアラカルトを詰め込みたいなと思ってます。
ちょうど岩シーズンに入りましたから、週末の岩の調整にも都合がいい感じの課題をセットしたいなぁ。
「それ、どんなやねん!?」っていうツッコミ入りそうですが、とりあえず明日からのセット楽しみであります。
石和店は10月23日(火)、24(水)の2日間 臨時休業となります。
この間は南アルプス店、富士吉田店をご利用ください。
そうだ、ボルダリング検定の話は近々機会をみて書きますね。
それではニューギガントをどうぞお楽しみに〜
店長と外岩8月@瑞牆
各地で豪雨をもたらした台風が過ぎ、被災された方々にお見舞い申し上げます。山梨は大きな被害も無く、こうして皆と登りに来られたことに感謝しています。
前々日の雨で染み出しや湿気を想像してましたが、下界は猛暑。この時期としては良いコンディションの中、木陰で居心地も良く登りやすい瑞牆です。
参加者は、小学2年生から店長まで、グレードも様々で、どの岩を登ろうかと思案。岩の高さや課題のグレードと内容、経験値の違いにかなりの格差があるので、やさしい課題には難し目のバリエーション課題を設定してトライ。
ベーシックな踏み課題と平行して、登りがいのある課題にも挑戦。
それぞれに適した課題をトライしながらも、今はまだ可能性の感じられない課題にも触れてもらい、奥深さと自分の可能性を感じとってもらえたかなぁ。
発射台のエリアからガリガリ、三の谷へ転々として、トポにはない小さな岩へ。デッキブラシ持参のHさんに感謝しつつ即席で岩掃除。子供サイズの良いマントル&スラブに。パパさんもトライ!
トポにある人気課題しか目に入らないご時世ですが、個々に合った岩がまだまだたくさんあって懐の深さを感じた瑞牆でした。楽しくてつい飛んでしまうお調子者御一行。
さて、次回の店外は9月29〜30日、土日キャンプをはさんで小川山で開催予定です。キャンプが出来ればより登る機会を増やすことが出来ます。キャンプ初心者も最低限の装備で過ごせる工夫を覚えて岩に挑みましょう! 参加者お待ちしております!
マンスリーウォール お手本公開
南アルプス店のマンスリーウォール、みなさん登っていただけたでしょうか?
「マンスリー」ですので課題は1ヶ月で更新され、ゆえにトライできる期間も短い訳ですが、「どうしても登りたい! でも登れない...」という課題もきっとあると思います。
そうした課題のムーブ(登り方のテクニック)やコツがわかれば、登れるチャンスは増えますし、そのテクニックを吸収する絶好の機会かと思います。
そこで、残り1週間のチャイムが(どこからともなく)聞こえてきたタイミングでお手本動画を公開し、みなさんの参考にしていただくことにします。残り1週間ってのがミソで、答え合わせは最後にやるもんですからね(笑)
まだ登れていない人にとっては絶好のヒントに、また登れるイメージの確立に。登れた人にとっても、別ムーブでのリピートを楽しんでもらうなど様々な活用方法があるとと思います。もちろん「チャイムが聞こえるまでに自分の力で解決してやるぜ!!」って人はリスペクトであります。
毎月3〜5課題をめどにFacebookにムービーをアップしていきますので、興味のある方はぜひチェックしてください。
南アルプス店 マンスリーウォール解説
さていよいよお盆休みがスタートしました。
南アルプス店ではマンスリーウォールのセットも終了し、早速今日から登っていただいております。
「え?何それ、マンスリーって??」という方のために、ここでその解説をさせていただきます。
マンスリーウォールはその名の通り、ひと月ごとに課題が入れ替わる壁で、今回は窓際スラブの3面がそのエリアとなります。
通称ラインセットと呼ばれる手法で課題をご用意していますが、他のエリアとは違ったルールで課題を示しています。
特徴的なのは、シールの色や形ではなくホールドの色で課題を区別している ことです。つまり、同じ色のホールドをたどりながら登ります。
課題のレベル(級/段)は スタートホールドに貼られたテープの色で示されます。 テープの色とレベルの対応は、他のエリアと同じです。
テープはその課題のスタートホールドを示すために2本貼られています。両手で保持してスタートする場合は1ホールドに2本、片手ずつ2つのホールドでスタートする場合は、それぞれのホールドに1本ずつテープがあります。この時、右手か左手の指定はありませんので、登りやすい持ち方を考えてください。
例えばこの課題は、黄/青(6級) 両手保持からスタートです。
こちらの課題は、赤(3級) 片手ずつ保持してスタートするという意味になります。
スタートには四角いシールも貼られていますが、これはこれまで通り設定者と登る時の限定がある場合はここに書かれています。
特に最も易しいレベルのピンク(10〜9級)に関しては、フットホールドにどのホールドを使ってもOKですので、スタートシールにも「自由」と書かれています。
ゴールはこれまでどおりGマークのシールです。
マンスリーウォールはその他のエリアよりホールドの数が少なくなっています。このため登りきった後の下降では、黒いテープで囲われた↓印のあるホールドも積極的に使って安全に降りてください。
課題ごとのホールドの色は完全に一致しているわけではないので、見にくい色、判別がつかない場合などはスタッフに聞いてくださいね。
ま、理屈抜きに楽しんでいただけると思います。 いろんなタイプの課題をご用意しましたので、ご堪能いただけたら嬉しいです!
店長と外岩7月@小川山
林の中へ向かう道は枯れ葉や小枝が流された跡で少々湿っている。前日は滝のように雨が降ったことが聞かずしても分かる様子だ。
岩の乾きが心配されるところだが、わくわくでいっぱいのメンバーはそれどころじゃない。足取りも軽くクジラの下へ。
「えーっとー。。」少しは慣れているピラメイトもどう踏もうかと考えてしまうスラブ足。岩が初めての人や踏みが苦手な人にとっては未知との遭遇。離陸もままならないのでここで感じをつかんでもらおう。
「怖がって岩に張り付かないで真上から踏んでみてー。」
「自分の足を信じてー。」
「あかーん! でもちょっと分かったかも!」
完登できなくても少しずつ身体で覚えて。少しでもニュアンスがつかめたならまずはオッケー。
ドキドキがにじみ出てる小学生クライマーKちゃん。ショートリーチでもはじめての岩登りで自信をつけてもらおうと、太鼓を叩きに。
「ポンポンっ。うわー! ホントだー! 」
演奏後は言われずともレイバックでササッとゾウ耳の上まで。マントルはちょっと苦手かな。登れてうれしいやら怖いやら。
「降りるのどこーっ?! 」
同行スタッフのツボ君のエスコートで無事に降りホッと安堵顔。上出来ですよ。
分岐、石魂、伴奏者を眺めながら犬、涙、涙下へ(←分からない人は一緒に岩行きましょー)。
キノコ、から松ボックリ、アブ、ハチ、ふれあいも忘れずに。
慣れたメンバーは待ってましたとばかりにホワイトティアーズをセッション、初めて組は涙下でスラブ&マントル。
登るにつれて慣れていく。難易度は違っても出来ない課題に挑戦してることは皆同じ。
少しでもスキルアップを感じたならばお連れした甲斐もあるってモンです。
「ヤッターー !! 」
涙下にも聞こえるデカい声のTっちゃん、ホワイトティアーズ完登、おめでとう !
心地よい疲れと夕刻。入口岩まで下がって更にセッション。
一つの岩に幅のあるグレード。シメのセッションにはもってこい。懐深い岩です。
ラブトラが人気課題だけど、オススメは直登の5級と右面のスラブ4級。
5級はムーブの読みを、4級はムーブ、足、バランスにシビアさを求められる地味な課題。
オンサイト出来るかどうか是非トライしてほししい課題です。
踏みの総仕上げに駐車場脇スラブ7級でセッション。
全く手がないこの課題。逃げ道無し。踏めれば登れる。さもなくば敗退。潔い。
こういう課題で是非自信をつけて欲しいね。
踏むのが苦手だったHデさんのトライ。落ち着いてテンパること無く確実な登りで無事感登 !
成長ぶりを感じる納得のトライでグータッチ !
ギリギリまで登って皆さん満足、お腹いっぱいの良い一日でした。
岩から戻ってジムで登ると足の踏み方、使い方が良くなって、滑って落ちてしまっていた課題もなんとか登れてしまった。
そんな声も早速聞くことが出来てうれしいですな。
経験積んでいつか一人でも登りに行ける自立したクライマーになりたい。
そんなアナタ、次回の店外参加をお待ちしてますよー。
酷暑のオススメ
猛暑が続く日本列島。山梨県も例に漏れず連日ひどい暑さに苛まされています。
(全国一の暑さを岐阜県に奪われ続けているのが若干しゃくではありますが...)
ピラニアも各店で空調はしているものの、想定を上回るこの暑さではクーラーの効きにも限界があります。
特に石和店は断熱効果の薄い建物のため他店より暑く、お客様には大変申し訳なく思っています。
しかし天気予報を見る限り、今しばらく辛抱をお願いすることになりそうです…
あまりに暑いので、南半球はニュージーランドから雪10トン分を運んでジムにふりかけてもらいました。その模様がこちら(ウソです)
この凶悪な熱波をやり過ごすまでの間は、比較的空調パワーのある南アルプス店と、そもそも甲府盆地より涼しい富士吉田店をオススメしたいと思います。
快適な環境で登るというのはやる気にも、健康にも良い作用がありますから、富士吉田も南アルプスもちょっと遠いというお客様も、足を伸ばす価値があると思います。
石和店も18:00くらいには快適な室温になってきますので、登るなら絶対的に夜がオススメです。
南アルプス店が出来てから、石和店の混雑もほとんどなくなりましたから、気温的にもスペース的にも快適に登っていただけると思いますよ。
また積極的にはオススメしませんが、ピラニアではジム内で上裸(上半身裸)になることを禁止しておりません。裸で登らずとも、一時的にシャツを脱いで濡れタオルで汗を拭うなどして、体温調整することもかなり有効です。こういう時は、ピラニアの緩〜いルールをうまく使ってもらえたらと思います。
あと着衣ですが、Tシャツなら速乾性より通気性の良いものを。ノースリーブならさらに涼しいですが、ボタンシャツはTシャツより通気が良いのではるかに涼しいです。
個人的には脇周りが大きく開いたタンクトップがオススメですね。(男性に限りますが) 夏に一度着だすとやめられません。
暑い時は外出を控えがちですが、適度に運動してストレスを解消することも大切です。
短時間でも充実感のある運動ができるクライミングを、ぜひピラニアでお楽しみください。
石和店 スラブエリアホールド替え完了
石和店のホールド替えが完了して、昨日から解禁となっております。
今回は壁のペンキも塗り直したんで、まぶしいくらいに綺麗です。(今だけ)
新しく買足したホールドも、いい感じで悪い(楽しいと道義語)であります。
初級コースもたっぷり準備しましたので、これからボルダリングを始めたいって方や、グループでの体験にもぴったり。
全てが新しい南アルプス店、夏は避暑にもってこいの富士吉田店もいいですが、石和店も負けてません!
ぜひぜひ登りに来てくださいね〜
富士吉田店 スラブ&タワー ホールド替え完了
そしてこちらが本日のセッター オールスターキャストでございます。(出典 : クイズ面白ゼミナール)
(や)も含め、5頭のシャンシャン(パンダ)でセットしました。明日から新作課題をどうぞお楽しみください!
マップはじめました@南アルプス店
早いもので、南アルプス店のオープンから間も無く1ヶ月が過ぎようとしています。
オープン時からはホールド・課題共に追加していますが、それよりも早いペースで登りまくって、シール課題では登り足らないというお客様も出てきました。
課題を作れるお客様はどんどん新課題を設定されてますが、記録用のシート(マップ)の方も準備しました。
お客様自身で設定した課題を他のお客様と共有したり、セッションしたり、はたまたスタッフが悶絶したりするのがまぶし壁の醍醐味でもありますから、ピラニア他店と同じく南アルプス店でも思いついたらどんどん設定してマップに書いてシェアしていただきたいと思います。
曲面壁で課題を設定する感覚は平面のそれとちょっと違って、思った通りにならないというか、良い意味で予想外のムーブや難しさがエッセンスになって実に面白いです。その辺を狙って作れるようになればもっといいんですがね。
で、昨夜(や)が作った課題が上の写真。「魂イニシエーション」と「やっぱハリルっしょ」の2課題です。
お題はもちろんサッカーW杯。過去のW杯中はジムがガラガラになることもままありましたが、盛り上がってもピラニアのこと忘れないでね(笑)
ということで、マップはフロアのワゴンにバインダーで置いておきますので、ぜひチェックしてみてください、ネ。