Momentum Video Magazine Vol.1モーメンタム ビデオマガジン Vol.1
解説
「Frequent Flyers」や「Best of the West」など、数々の映像作品の監督として知られるマイク・コール総監督による、年4回リリース予定のDVDマガジン第一弾が登場。
クリス・シャルマ、デビッド・グラハム、ダニエル・ウッズ、ポール・ロビンソン、ジェイソン・キール、タイ・ランドマンなどなど、豪華なメンバーがアメリカ、カナダ、スペインで5.14やV14、V15といったハードルート、激流でのディープウォーターソロ、信じられないようなハイボールを登りまくる。また、知られざるエリアも次々に登場し、そこをホームとするクライマーがエリアへの思い入れを語りながら、素晴らしい課題やルートを初登するシーンも多数収録されている。
さらには、2つのボルダリングコンペも収録され、ABSナショナルズには尾川智子が、SPOTファイナルズには、日本の映像作品でお馴染みの某若手クライマーのアップが!その他、凍った河原の上でのハイボールやルートを解説しながらオンサイトするという驚きの企画まで、飽きさせないコンテンツがたっぷり。
それぞれのコンテンツを「Dosage」シリーズで知られるジョシュ・ローウェル、「First Ascent」のピーター・モーティマー、「SPECIMEN」のチャック・フライバーガー、「Soul Cal」のポール・デュサトッコ、「Karma」のブライアン・ソラノといったこれまた豪華な映像作家が担当し、それぞれのオリジナリティあふれる映像が時にユーモラスに、時に美しく、競い合うように展開される。
全体が3章に分かれていて、それぞれの章で2〜5分のコンテンツが6〜8本入り、トータルで21コンテンツの85分。さらには3つのフォトギャラリーまで収録。たっぷり詰まった驚きのコンテンツとコストパフォーマンス。記念すべき創刊号を見逃すな!
- 2007年/アメリカ/85分/カラー
- 製作:Momentum Video Magazine
コンテンツ
Issue One
- Fresh イリノイ州、ミシシッピーの河原の新しいボルダーエリアの紹介。
- Spot Check ビショップの恐ろしいハイボールをイーサン・プリングルが登る。
- Spot Check2 ビショップの美しいハイボールを「Top20」にも出演したナターシャ・バーンズが登る。
- Player お馴染みジェイソン・キールが、ジョーズ・バレーでBlack Lungを始めとする高難度課題を次々に手中にする。
- Pro Tips クリス・ランダーがムーヴの読みを解説しながらオンサイトを決める驚きの企画。
- Working it クラックのスペシャリスト、セダー・ウェイトによるインディアンクリークの5.13Rのコーナークラック。
Issue Two
- Iron Monkey 「First Ascent」にも登場した、5.14RのドラッドルートIron Monkey。
- The Swarm ビショップの素晴らしく美しいカチカチのフェースを、指から悲鳴が出そうな足ブラで突破。
- Get Sick 美しいRMNPのボルダーを、セス・オールドがその思い入れを語りながら登る。
- Wrinkle in Time ポール・ロビンソンによる凍った川の上のハイボール。日を追うごとに溶け出す氷が恐怖を誘う。
- ABS Nationals 日本から尾川智子が出場し、SFまでもつれ込んだABSナショナルズのコンペのハイライト。
- Nagual タイ・ランドマンがフエコで強烈な前傾のカチカチフェースを登る。
- Spot Season Final クライミングジム「Spot」でのボルダリングコンペのハイライト。意外な日本人が。
- Big Up Vault スコーミッシュの激流でのディープウォーターソロ。クリス・シャルマがプロジェクトに挑む。
Issue Three
- Light as a Feather 北米の美しい未公開エリアで、ベン・スコットが次々に課題を初登。
- Singles メリッサ・ライパーニがリトルコットンウッドでプロジェクトに挑戦。血が出た指をあの方法で修復。
- Making Do ティミー・フェアフィールドが次々にハードなボルダーを登り、最後には強烈な一本指の5.14cを登る。
- Top End:Circadian Rhythm コロラドの新エリア、ポドロキャニオンでのルーフボルダー。
- Spot Check:LLC ユタの新エリアLLC。花崗岩の美しいカンテやフェースのボルダー。
- Spain Files デイブ・グラハムとジョー・カインダーのペアが、スペインの大前傾壁で、5.14クラスを手中に収める。
- Burning Down the Home まだ幼い少女、エミリー・ハリングトンが恐ろしく長い前傾壁を軽々と登っていく。
- Tim Kemple PhotoGallery
- Boone Speed PhotoGallery
- Mammut Ems
収録課題
ルート
- Half Man (5.13R)
- Iron Monkey (5.14R)
- Fight or Flight (5.12+) ソロ
- Pimpin Ain't Easy 5.14c
- Non-Stop 8b
- Leccion8 8c+
- 他 トータル8ルート
ボルダー
- Haroun And the Sea of Stories (V12)
- Black Lung (V13)
- Worm Turns (V11)
- Man From the Past (V11)
- The Swarm (V14)
- Nagual (V13/14)
- Wrinkle in Time (V11)
- MC Raw Dog (V13)
- Left Ling Chi (V13)
- Bell Ringer (V12)
- Sam's Arete (V10)
- Eclipse (V13)
- Circadian Rhythm (8b)
- 他 トータル27課題
キャスト&スタッフ
- 出演:クリス・シャルマ、デビッド・グラハム、ダニエル・ウッズ、ポール・ロビンソン、タイ・ランドマン、ジェイソン・キール、ナターシャ・バーンズ、ティミー・ファフィールド、他多数
- マイク・コール、ブライアン・ソラノ、チャック・フライバーガー、ポール・デュサトッコ、ピーター・モーティマー
- 監督:マイク・コール
- 音楽:イグルー&ハートリー、アーン、ゾー・キーティング、デッド・ポイント、エコフォニック、iGスタジオ、他多数
作品レビュー
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さすがはアメリカ。コンテンツの量、質ともハンパではない。興味深いコンテンツも多いが、なかでも日本ではなじみの薄かった有名クライマーTimmy Fairfieldが登る映像は一見の価値があった。ティーンエイジの強さとは異質のそれは、強靭かつ熟練された凄みがある。私のように30を過ぎたクライマーとしてはこんな迫力あるクライマーを目指したいところ。
The Swarm (V14)は、文句無しにボルダラー魂を一突きされる。あと、コンペのシーンが面白い。セッターをする者ならば、課題のアイデアもおおいに参考になるだろう。
(山森政之/ピラニアオーナー)
関連リンク
マイク・コール監督作品
リンク