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クライミングを想う

Dosage vol.4

Dosage4がようやく入荷。昨日から僕もじっくり見ています。

そのなかで印象的なワンカット。
061101_dave.jpg

デイブ・グラハムがスイスに設定したプロジェクトをCoup de Grace(5.15a)として完成させた後、てっぺんでロープをほどいて投げ捨てます。
日本ではなかなかお目にかからないような完登シーンだと思いませんか?

単に超ハードルートという以前に、地面からはじまり、両手が放せる岩のてっぺんに立って終わると言う、実に自然な在り方。そして美しいルートじゃないですか。
同じように作品全編を通して高難度というだけでなく、美しい岩、ライン、スマートなスタイルでのクライミングが、演出を抑えたシンプルな編集でまとめられています。うーん、素晴らしい!!

翻って日本、とりわけ近郊の岩場の事を思うといささか憂鬱です。
最近追加されている一部のボルトルートのラインには正直、疑問を禁じ得ません。ラインの追加によって、それまであった良いルートの独立性と価値が失われているように思うのです。
(この独立性に関しては、いずれ自分の考えを書こうかと思っています。)

在るべきラインに、在るべきかたちで既にルートが築かれているのなら、それ以上何を望むというのでしょう?
Dosageに出てくる素晴らしいルートを見るたびに、失われいく近所の名作のことを憂う今日このごろです。

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