山梨ロコミーティングは3回目。今回は「クライミングスタイル」をテーマに3回シリーズで開催したいと思います。
前回同様、オンラインミーティングという形式で行います。 (※ロコとはローカルと同義。地元という意味です。)
参加方法
プラットフォーム : ZOOM (参加者はあらかじめアカウントを取得して準備ください。)
ピラニアのLINEの友達登録後、トークから参加表明してください。前日にZOOMの会議室IDを連絡します。
LINE ID @126scqiy
※ 案内作業の集約のため、その他の方法では対応いたしませんので、あらかじめご了承ください。)
開催日時とそれぞれのテーマ
第1回 「今こそスタイルについて考える」
日時 : 2月13日(土) 19:00~21:00
- 予定している議題
- なぜスタイルが大事か
- 優劣を知る、考える
- 山梨の岩場で起きていること
- 本場のトラッドクライミングから学ぶ
第2回 「岩とクライマーとSNS」
日時 : 3月13日(土) 夜 20:00~22:00
- 予定している議題
- クライミングムービーの功績と功罪
- 自己満足と他己評価の狭間で
- 何を発信し、何を享受すべきか
第3回 「クライマーとして、真の満足のために」
日時 : 4月10日(土) 夜 (予定)
過去2回のミーティングの展開からテーマを選んでディスカッションします。
呼びかけの理由
クライミングのスタイルは、他の言葉で置き換えることがなかなか難しい独自の概念です。この概念があったからこそ、岩登りが単なる遊びの域を超えて、一流の文化として今日まで発展してきたことは疑いの余地がないところです
私がクライミングを始めた1990年代は、主な情報源だった雑誌にスタイルについての多くの意見や記事があり、また先輩からもスタイルやクライミング倫理について教わる機会がありました。しかしその後の20年間で、こうした機会は随分と減ってしまった気がします。
なぜより危ない方法で登るのか? なぜ岩を傷つけないようにするのか? なぜあえて厳しいルールを守ろうとするのか? 等、全く知らなくとも岩登りが楽しめる時代に、あえてこれをテーマにクライマー同士が語る機会があれば、それなりの価値があるのではないかと考えました。
岩登り文化の発展には、クライマー一人ひとりの成長が欠かせません。スタイルについて知ること、考えることは温故知新としてクライマーを成長させ、自身の岩登りの深みを増すことにも繋がることでしょう。
これまでスタイルについて考える機会がなかったり、知らなかった人にも理解と興味を深めてもらえるよう、山梨の岩での身近なケースを取り上げながら、そこから議論を掘り下げていけたらと考えています。山梨県以外のクライマーも含め、興味がある方はぜひご参加いただきたいと思います。