(や)が講師を勤める山岳連盟の講習イベント 第1回 リードクライミング技術講習会が近づいてきました。
実はこのイベント、毎年秋に小瀬クライミング場で開催されている山梨県体育祭りクライミング競技会のトップロープ部門が今年から消滅するのに伴って企画された講習イベントです。
つまり、体育祭りコンペはリード種目だけになります。
初級者がチャレンジしやすいカテゴリーとして設けられていたトップロープクラスですが、近年はボルダリングを熱心にされるクライマーの増加によって、リード技術はないけれど、登る技術はある選手の受け皿となっている感がありました。
しかし、主管している山岳連盟競技委員会としては、そこから脱却できない選手が見受けられることを問題に感じていました。
そういった訳でトップロープクラスを廃止することになったのですが、これを機会にリード技術を身につけて頂こうというのが廃止の主旨です。クライミングの先輩に教わったり、ピラニアのリードレッスンを受けるなりして、前もって基礎技術の習得をした上で、大会に臨んでもらえればと思います。
(体育祭りクライミング競技会の要項は近日中に公示される予定です。)
で、この第1回 リードクライミング技術講習会
目的はリードクライミングのキャリアが浅く、十分な技術を習得していないクライマーの自立を促しインドアでのリードクライミングを安全に行いながら、競技会に参加できるだけの知識と技術を習得してもらうことです。
しかしながら、誰でも参加できるわけではありません。
対象は主としてリード種目の競技会に出場したり、リードクライミングを自立的に行なうことを目標としている人です。
クライミング歴が半年以上あり、かつロープを使ったクライミングの経験者であることが条件となりますので、ボルダリングしか出来ない人は参加できません。
また年齢制限もあり。年齢下限を11歳としています。
今回の講習ではリードクライミングのイロハ、用具の使用方法や原理、基礎技術の指導はしません。もしくはサラッとだけ。
応用技術とコンペを意識したもうちょっと深い内容がメインとなります。
今のところ申込も低調で(苦笑)、定員まではかなり空きがあります。
日程的にも日曜日の夜ですので、日中の予定を済ませてからでも参加しやすいと思います。
これから色んなことを覚えてドンドン上達したい人も、しばらくリードをやってなくて本格的に再開したい人も、そして体育祭りコンペを目標にしている人はぜひご参加いただければと思います。
要項、申込方法、カリキュラムなどは、山岳連盟webサイトでチェックしてください。