どうにか雨に降られる前に終えました。
みなさん、おつかれさまでした。
台風の影響で天候不順が続き、限られた時間の中で準備でしたが、選手のみなさんの頑張り、熱いトライのおかげで、楽しいコンペになりました。
ビギナークラスではふたりの選手が完投。オープンクラスの予選ルートを使ってスーパーファイナルが行なわれましたが、若尾龍隆選手(山梨南中3)がスーパーファイナルも完登して優勝。天才の呼び声も轟くその才能の片鱗を見せてくれました。
2位の福澤百音選手(山城小6)も頑張りましたね。「Atorixみたいになりたい」と公言しているだけあって、コンペでは特に力を出せているように思います。
この2選手を含め、ビギナークラス14名の選手全員が高校生以下というのも、昨今の競技クライミング事情を反映していました。
オープン決勝は持久力とムーブ力共に試されるルートでしたが、オンサイトしにくいようでしたね。
下部から甘めのホールドが続いて、強引に突破を試みて消耗してしまう選手が多い中、下部からムダのないムーブを積み重ねて、最高到達点をマークした遠藤拓真選手(身延町)が優勝を決めました。
2年連続で決勝進出。今年は三位に食い込んで来た畑野克実選手。
こちらも2年連続の表彰台をゲット。根路銘幸昌選手のオブザベ。
力強い登りで優勝した遠藤拓真選手。
女子では唯一予選を完登した縄重未来選手(山梨高校3)の4位入賞も立派でしたね。高校生活最後になる大分国体でも、思いっきり登ってもらいたいものです。
さて、この県民体育祭りコンペは男女混合のゆるーいコンペではありますが、不思議と選手からは不平不満の声もきかれずに、毎年盛り上げてもらっています。
さて、来年はどんなドラマが待っているんでしょう?
来年もご参加おまちしております。
「ルネッサ〜ン」オープンクラスのTOP3。(中央は優勝選手ではありません。)
写真提供:中西啓介
(ビギナークラスの選手の表情を撮った写真はありませんでした。ごめんなさい…。)