2014年も既に2ヶ月が過ぎて、いよいよ春を感じさせる陽気になってきましたが、昨年のピラキングの年間王者の発表がまだだったのでここで発表します!
2014年ピラキングは、 ジャララ(ドラムの音)ラララララ…. 松村 厚志さん!
おめでとう! あなたが新しいピラキングです!
松村さんはシリーズ全7戦中6戦参加で、優勝2回、2位2回という安定した強さを発揮。
前評判が高かった初代ピラキング 佐々木直人さんをおさえての初栄冠となりました。
ほぼ必ずプルプルッとしながらもハードムーブをこなして登りきってしまうその姿は、たとえ落ちそうでも諦めてはいけないメンタルタフネスを皆に教えてくれたと思います。(プルプルの振動でバランスを崩さないのでしょうか?)
これで今年1年間はピラキングの称号を名乗ることができる唯一のクライマーということになります。
ぜひ今シーズンも参戦いただき、初の防衛を成し遂げてくださいね。
それにしても、最初は遊びで始まったピラキングシリーズ戦もこの2年間で13戦を消化。それぞれのコンペに強い個性があり、内容も充実したものになっています。
特に長物コンペと、トキオ五段のハードプロブレムだけというわくわくお楽しみコンペはピラキングコンペだけのオリジナリティの高い内容だと思います。
さらに7戦中4戦はお客様自信がセッターとなって課題を準備する形式で行なわれたことも、ユニークな課題と飽きないシリーズ戦というクオリティに一役買っているのではないでしょうか?
ともあれ2015年もピラキングシリーズは続きます。
今年も誰でも参加できるウェルカムコンペでありながら、中身はしっかり濃厚なコンペにしたいと思います。
まずは今シーズン初戦をお楽しみに!
ピラキングとは?
2013年より始まった、主に石和店で行なわれる草コンペのシリーズ戦。
1戦毎に与えられる順位点*の合計で争い、年間王者にはピラキングの称号が与えられる。
基本的には参加無料。レベルに関係なく誰でも自由に参加できるスタイルで、2014シリーズは70名以上の参加があった。
ルールや種目は1戦毎に変わり、ボルダリングのみならずリードクライミングや長もの(長手数のボルダリング課題)など様々な形式で行なわれている。
2013年は全6戦で佐々木直人が初代ピラキングの座に就いたが、一年で陥落。奪取した松村厚志が2代目となった。
*1位から20位までの選手に100pt 〜5ptのポイントが与えられる。