7時出発で集合したものの小雨の富士吉田、11月は雨予報にくじけて中止したので今月こそ…。
「絶対晴れるわよ!」ひとり意気込む和美嬢に賭けて行ってみると、圏央道から先は道路も乾いていた。これは執念や…。
未だ紅葉が楽しめる御岳。当然のようにまばらなクライマー数、水たまりホールドもお構い無し、わずかにチャンスをくれたお天道様に感謝。
岩がはじめての人もミドルな人も一緒に楽しめるデラシネ。
どこを保持して足を運ぶのか困惑したり、花崗岩しかさわったことのないクライマーはツルツルのチャートに苦戦したりと想定内の状況。
根無し草、切り離された、そんな意味を持つデラシネ。この岸にポツンとひとつあることからもうなずける。
御岳小橋まで移動、ソフトクリーム界隈をそれぞれにトライ。
ミドル達がモンキーカンテや凹角をトライするその間ではじめての皆はすべり台。
ノーハンドでも出来るよ、ってことなんだけど、そう言われると何が何でもノーハンドで。
こだわるのは良いこと。自分の納得のいく登りでいこう!
しかし、これがくせ者だった。
難なくすべり台6級はこなすんだけど、ノーハンドとなればたとえ10級でも…。
3本ある10級のうち、いちばん右側のラインが最も辛いらしい。
あと一足で…
「わぁぁっっ!!」って手が出てしがみつく!
「しやしー!!」
と、小雨が降りだした。
チュルチュルのフットホールドでは危険なのでここまで。次回もこだわりを持ってトライして下さいね。
しばし雨宿りしながら待ってみる。しかし遊び人はただ待たない。ってことでマミ岩名物?ケルン積み選手権開催!
怪しくお祈りをする集団に カヌーイストも逃げ出す始末。なにせ石、岩さわってりゃいいんだ、この面々は。
スイスイ積む人、二つせいぜいの人、ノーハンド同様にバランス力を上げよう。無論、優勝は店長(上写真左上作品)、クライミング上達との因果関係は謎。
祈りも届かず降り続け、終了。
本当ならこのコンディションは中止判断でしたが、先月のストレスとセカンドオピニオン天気予報で良い方が当りショートタイムながら納得のいく岩になりました。
さて、新年最初の店外計画を立ててますが、なかなかの人気ぶりで参加者増の傾向。今回は雨模様とあってキャンセルされた方がいたことと、そもそも岩場に来る人が少なかったことで(居合わせたクライマー諸氏、大勢で押し掛けて済みませんでした)スムーズに進行しました。しかし、大勢で押し掛けるのは先行しているクライマーの皆さんには威圧感もあり、集中して登れなかったりと迷惑な場合も多々あります。共有してセッションとなれば良いのですが、今後は参加人数制限も必要かと思います。
また、クライマーとして自立してきたメンバーをみて、イベントのコンセプトが伝わってて嬉しい限りです。