4月11日、12日と埼玉県加須市で開催された、
ボルダリングワールドカップに行ってきました。
一言で言って、日本のコンペ史上に刻まれる凄いコンペでした。
特に決勝は、これからも語り継がれるであろう名勝負だったと思います。
男子は
村岡達哉選手が2位。彼の
らしさ
全開で、見ていて気持ちよかったです。
女子はまさに紙一重の勝負を制した
野口啓代選手が優勝をきめ、日本選手は大活躍。
筋書きのないドラマに会場全員が興奮し、終わってみるとあたかも作られたかのような1日でした。
見どころは沢山ありましたが、特に男子決勝の最終課題の最終選手(
Gelmanov Rustam選手)が劇的に完登して、オーディエンスの興奮が絶頂のまま幕を閉じたのが実に印象的でした
課題の質、難易度ともに絶妙だったからこそ生まれたこのドラマ。針の穴を通すような神業的な仕事だと思いました。
![ボルダリング ワールドカップ](/cwp/wp-content/uploads/old/blog/pics/090412_BWC-thumb.jpg)
勝負を決めた男子決勝第3課題。
優勝した
Stephane Julien選手はこれを一撃。
信じがたいランジでした。
そうそう、今回は会場運営のスタッフとしてお手伝いしたのですが、準決勝では審判もさせていただいてきました。
緊張しましたが、色々勉強になりましたし、何よりこの素晴らしいコンペにたずさわれて良かったと思います。
貴重な機会を与えてくださった日本山岳協会、埼玉岳連のみなさんありがとうございました。
そして、素晴らしいパフォーマンスをみせてくださった選手の皆さん、長期にわたって準備されてきたスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
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北山真 実行委員長からのコメント