かつて、岡野寛氏をもってして「今まで生きてきた中で一番暑い」と言わしめた小瀬のリードウォール。
この夏、僕もそれを体験したい! と思ったわけではありませんが、ここのルートセット作業は噂どおりのあれでしたぜ(笑)
そんなで、丸2日間も仕事を休んで壁でこんがり焼いていました。
ここ2年ほど、色々忙しくて仕事に集中できておらず、自分自身悩んでいます。
ピラニアをオープンしたときの心意気とでもいうか、
「お客さんに楽しんでもらうために、いっぱいいいルート作りたい」
「そのために、自分も情熱をもってクライミングに取り組みたい」
という気持ちを忘れたわけではありませんが、何か見えないものが邪魔をするようにジムで仕事と登る時間を失ってしまいました。
まさに、「こんなはずじゃなかったのに…」てやつですね。
今一番したいことは、ジムのスタッフとして当たり前の仕事を当たり前のようにしたいってことです。
情けないことに全ての原因は自分の能力のなさにあるわけですが、そろそろ原点回帰しないと、自分が自分でなくなるような、そんな気がした今日の高所作業でした。