昨日から話題の国産クライミングシューズブランド 浅草クライミング の試しばきを開催しているのですが、ですがですよ。スタッフ一同驚いています。
何がって、その完成度にです。
いや正直なところ、クライミングシューズ作りのノウハウが薄いメーカーに、どれほどの製品が開発できるのか半信半疑でありました。
ところがビックリ、これが予想を遥かに凌駕するものだったのです。
「浅草クライミングさん、あなた何者?」 という言葉をもって、賛辞をお送りしたいと思います。
で、色々と良い点を感じてスタッフとも意見を交わしたのですが、ここでは特筆すべきふたつに絞ってレビューします。
1 足入れも履いて登った感じも快適!
開発にあたっては日本人の足型を研究されているとのことでしたが、これは本当だと思いました。
するっと入る上、当たるところがない。しかも、登ってみると履き慣らしたシューズのようなフィット感がある。特にKAGAMIのそれは最初の足入れがで感じました。この価格帯のビギナーモデルとしては最上級なのは間違いないです。
2 ソールのゴムが妙に食いつく!
ソールのゴムのマテリアルはその名も「摩擦」というオリジナルだそうですが、実は登るまではあまり期待していませんでした。
なぜかと言うと、ゴムのマテリアルはカーボンのわずかな配合などでフリクション性能と特性に大きな違いが出るもので、開発にはコストも時間も必要な非常に難しい分野だからです。
がしかし、一歩目からフットホールドへの食いつきに違いを感じました。え?マジで??と思いながら徐々に滑りそうな角度で当てながら登ってみて、今度はそれが疑いようのないものだとわかりました。
ゴムは気温によって特性が変わるものですが、今日のこの気温下では100点満点と言えるものでした。摩擦ソールヤバし!
(や)的結論としては、これはちょっと使い込みたくなるシューズ。ドラフト1位指名です。
とりあえず、(や)はTSURUGIの購入を決定。
同時にピラニアは全店で取扱い決定です。
試し履きは明日11月23日(木/祝)まで石和店で開催しています。
ぜひ実際に履いて登って、体感してください!