My first shoe

カラッと晴れた晩秋の空気は、日差しがあっても冷たいものですが、シャッターを解放したピラニアは、温室効果でちょうどいい気温になります。 101127_komorebi.jpg 来週からいよいよ師走が始まります。 そういえば、10月と11月はシューズがよく売れました。 特にファーストシューズとして購入されるお客様が目立ちましたが、ではベテランのみなさんは、初めて買われた靴を覚えてるでしょうか? (や)は、シューズを結構所持していて、10足はあります。 もちろんヨレヨレになったものは捨てますから、現役ラインナップでその数です。 しかし、ファーストシューズは捨てませんでした。 この一足に、あまりにも色んな想い出があって捨てられなかったんですね。 そんなで今は実家の部屋で余生を送っています。 で、そのシューズがこれ。 101127_vector.jpg ボリエールのベクターです。 といっても、知ってる人はかなりのツウか、年寄りでしょう(笑) これと言って特長のあるモデルではありませんが、シューズの性能をあれこれ言えるほど上手ではなかった僕は、一足でとにかくと登りまくりました。 自分でソールを張り替えながら、3年くらいは使っていたように思います。 クライミングを始めたころは、昇仙峡(花崗岩のスラブ帯)がホームでしたから、穴があくのも仕方なかったのです。 その後、僕はクライミングジムに足を踏み入れ、やっていることの違い(というか、岩の傾斜の違い)に衝撃を受け、ジムに通いまくることになります。 2足目、3足目と買い始めたのもこの頃だったと思います。 覚えているのは、モカシム → レーザー → VX → ロックソック → そして初代ミウラーとつながっていきます。 全て良く履きましたが、特に一足をあげるとすれば、ロックソックでしょうか。 あれは、実にユニークなシューズでした。 おっと、昔のシューズの話題は楽しいから、ついつい話し込んでしまいますね。 では、また今度にでも。
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