カラッと晴れた晩秋の空気は、日差しがあっても冷たいものですが、シャッターを解放したピラニアは、温室効果でちょうどいい気温になります。
来週からいよいよ師走が始まります。
そういえば、10月と11月はシューズがよく売れました。
特にファーストシューズとして購入されるお客様が目立ちましたが、ではベテランのみなさんは、初めて買われた靴を覚えてるでしょうか?
(や)は、シューズを結構所持していて、10足はあります。
もちろんヨレヨレになったものは捨てますから、現役ラインナップでその数です。
しかし、ファーストシューズは捨てませんでした。
この一足に、あまりにも色んな想い出があって捨てられなかったんですね。
そんなで今は実家の部屋で余生を送っています。
で、そのシューズがこれ。
ボリエールのベクターです。
といっても、知ってる人はかなりのツウか、年寄りでしょう(笑)
これと言って特長のあるモデルではありませんが、シューズの性能をあれこれ言えるほど上手ではなかった僕は、一足でとにかくと登りまくりました。
自分でソールを張り替えながら、3年くらいは使っていたように思います。
クライミングを始めたころは、昇仙峡(花崗岩のスラブ帯)がホームでしたから、穴があくのも仕方なかったのです。
その後、僕はクライミングジムに足を踏み入れ、やっていることの違い(というか、岩の傾斜の違い)に衝撃を受け、ジムに通いまくることになります。
2足目、3足目と買い始めたのもこの頃だったと思います。
覚えているのは、モカシム → レーザー → VX → ロックソック → そして初代ミウラーとつながっていきます。
全て良く履きましたが、特に一足をあげるとすれば、ロックソックでしょうか。
あれは、実にユニークなシューズでした。
おっと、昔のシューズの話題は楽しいから、ついつい話し込んでしまいますね。
では、また今度にでも。