ここのところの冷え込みで、大きな葉は枯れ落ちてしまいました。
しかし、幹はしっかり生きているようです。
弱いのか、強いのかよくわからない植物です。
あんなに小さかったバカの実も、ゆっくりですが着実に大きくなって、トゲも固くなってきています。
数日前、近所の空き地で野生のバカの木を発見しました。
それはもうとっくに生育して、身は茶褐色に変色していました。
幹も枯れ、あとは誰かの衣服や毛にくっついて、遠く離れた場所に運ばれるのを待つだけの木です。
それと比べると、ピラニアのバカの成長は2ヶ月以上遅れているのではないかと思います。
人の手にかけることの罪というと大げさですが、野生のままなら、とうに立派な種子をつけて全うしているでしょう。
ちょっと申し訳ないことをしましたが、それなら、最後まで見届けようという気になっています。
頑張れ、ピラのバカ!!