今日もクライミングをやってみたいと、はじめての方がご来店。
なんにでも「初めて」があるし、飛び込んでいいのかどうか二の足を踏んでしまいがち。しかし、首を突っ込んでみると今まで知らなかった世界が広がっていたりします。「知らなかった」んじゃなくて「知ろうとしなかった」だけなんだってきっと気づくはず。
店長と外岩@瑞牆キャンプはそんな「初めて」満載のお泊まりボルダーツアーとなりました。
おやおや、りんごちゃんまで。もちろんボルダー犬の参加も初めて。
7・8級が登れるってことが参加条件の一つなんだけれど、初岩の6人ともが6級までレッドポイントを上げてきた。
見定めるまなざし、落ちたくない気迫。
決め手は足。
おそらく、最多トライのタクマくん。悩まされた分だけ岩に教わったんじゃないかなぁ。
もう、ジムのジブスに乗るのなんてコワくないよね。
一方、キャンプでは7張のうち5張が初めてのテント。建て方からはじまって「どうするの」って状態。しばらく放置してたらみんなでテント建てセッションが始まった。
「こうかなぁ」「フムフム」「あー、出来た出来た!」ハハハ、クライミングと一緒。
キャンプ飯も、カズミ嬢のホットサンドといったおしゃれ飯から、飯盒、パーコレーター、レトルト、カップ麺、魚肉ソーと漬け物といった手抜き飯(失礼!)にいたるまで、初心者キャンパーぶりを発揮。「あれ? 泊まりなんだから一杯飲んでもいいんだよね!?」今頃言われても…。酒は店長持参のバーボンミニボトルをマワシ飲みするも飲みきらず。みんな明日の登り方が気になってるんだろうな。夜中には雲もなくなり満天の星。衣食住不足キャンプもまた楽し。
いずれは自立してクライミングを楽しんでもらいたい。「店外」はそんなイベント。なのに、いつも常連がチラホラ顔を出してくれる。自分のクライミングをやりながらもつかず離れず何気にサポートしてくれてる。感謝。そんな風になりたいって思ってもらえると嬉しいなぁ。