薄曇りだけど雨にならない予報の中、店外にて瑞牆は四の谷へ。
僕からすれば毎度のイベントだけど、初めて岩に触れるクライマーにとって未知の世界。
ファーストコンタクトは大切と思う。
どんな風に進めていこうか思案しながら、まずは発射台下の10から8級の岩へ。
10級の岩、登るラインは明確。効率良さげな登り方はあるけれど、そこは10級、皆登れた。
でも、取り付く場所や足の置き方が人に寄ってそれぞれ。別に正解っていう登り方があるわけでもない。
ならば9〜8級の岩、ここが登るラインだよ、って教えないで岩の好きな所を自由に登ってもらいましょ。
初めて見る岩を好き勝手に登る。どうしていいか分からないから、より岩をじっくりと見てホールドを探す。
思い思いに取り付いて登ってもらったらおそらく初登のライン3本に中央のラインのスタートから左のラインに合流する派生ラインが一本追加された。
良いじゃないか。
そのスタートだと◯級にならない、トポだと右抜けで◯級なので左抜けはダメでしょ…etc。いろいろと世話をやかれたって話を良く聞くけど、腕試しで◯級に挑戦するんじゃなきゃ自由がいちばん。ましてや初めての岩、固定観念でコテコテになることないでしょ。
で、僕も右ラインのスタートから中央ラインをまたいで左ライン抜けのトラパースを。5級くらいに感じたなぁ。
岩って自由でいい。
みんなの岩に移動、今度は腕試し。これで◯級かー、難し…。身の程を知ることとなった。
一日中楽しく登れましたねー。トポにない岩登り、またやりましょ。