とある岩場でのクライミング中、僕のランチの上をノソノソとあるく巨大毛虫を発見!
一瞬ギョッとしましたが、これほど大きいと愛嬌すら感じます。
ちょこっと触ると、ゆっくりと丸まってなにやら美しい円を描きました。
頭を始点にして青い斑点をつないで線を描くと…まるでオウムガイの貝殻を思わせる螺旋が浮かび上がりませんか?
クライミングアパレルで有名なプラナはこのオウムガイの螺旋をモチーフにしたグラフィックを長らくデザインしていましたが、あのイメージが伝えるものはオウムガイの螺旋の黄金律、そして黄金律を生み出す律動的な生命の原動力を具現化したものだと(や)は思っています。
毛虫1匹に何を語っているんだと思われるかもしれませんが、毛虫の姿にすら幾何学的な美しさを見た(や)は、ちょっと感動したりしたのでした。