裏・店長と外岩

この週末は富士吉田店のイベント 店長と外岩@小川山が開催されて、みなさん多いに楽しまれたようですが、同じ日、石和店の面々で裏・店長と外岩を密かにやっていたのでした。

まぁこれはイベントではなく、僕のプライベートなボルダリングまんまですが(笑)

場所は普段僕(山森)が1人で楽しんでいる某山中の小さなエリア。

 

破魔射場丸(2Q)

この日は夏を思わせる強い日差しが降り注ぐ日でしたが、それも青葉のフィルターを透過した緑の光線がちょうど気持ちよい空間を創りだしてくれました。

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でっかい岩はトップロープでチャレンジ。

意図せずセカンドのビレイ講習もしちゃいましたが、それはそれで良かったかな?

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この日は山梨県出身で今は愛知県のジムに勤務しているK君も一緒でした。

豊田の岩場をホームにしているだけあって花崗岩のテクニックは大したもの。みんなも勉強になったんじゃないかと思います。

140°くらいのパワフルな課題関所破り(1級)も見事完登でした。


ここはメジャーエリアの岩と違って名前もグレードもないラインばかり。チョーク跡はないけれど、苔や泥はたっぷり付着した原始の岩であっても「ここを登りたい」という気持ちが芽生えたなら、それは立派な動機でありボルダリングです。

まだ誰も登っていないランンを掃除しながらみんなでセッション。

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終了点に何かの獣のウ○コが待ち受ける、色んな意味で恐怖の課題も登りました。これぞ自然の醍醐味です(笑)

2015513103743.jpg程よく指皮をすり減らした所で、ラストはお約束のマントルセッションで〆。

みんな1日よく登りました。


ただ楽しいことばかりではなく、悲しい事実もみんなには見てもらいました。

岩場のあちこちに捨てられている大量の産業廃棄物家庭不燃ゴミです。目を覆いたくなるばかりの惨状なのですが、このゴミをなんとか仲間達の力で回収できたらいいのにね、という話も出てきました。

地元にある素晴らしい自然を守りたい、残したいという意識がボルダリングを通じてより強いものになり、そしてそれがアクションによって実際の保存、意識の定着へとつながれば最高です。

これは僕だけの力ではできないことですが、仲間からそういう話が出たのは喜ばしいことだし、ぜひ実現したいプロジェクトになりました。


帰り道、仲間のひとりから「今までの外岩で一番面白かった」という言葉をかけてもって、すごく嬉しかったな。

僕も本当に楽しい一日でした。また行きましょう!

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